地球3周分プラドを走った男から見た、ランクル300の乗り味

前回は、5年間・約13万km乗ったプラドと比較しながら、ランクル300に乗り込んだときに感じた質感や違いについて紹介しました。

今回は、実際にランクル300を走らせてみて感じた「走りの違い」について紹介していきたいと思います。

加速感やブレーキ、静粛性、高速道路での安定性、そして気になる燃費について、5年間プラドを乗り続けてきた僕の目線からお伝えします。

まずは出だしの加速感

まずは、走り出しの加速感について。

はじめに言っておくと、ランクル300の走り出しは……そこまで速くありません。

なんなら、少し重たく感じます。

僕のランクル300はディーゼルモデルですが、以前乗っていたプラド150後期のディーゼルと比べて、走り出しの加速感はそこまで大きく変わらないというのが正直な印象です。

もちろん、以前のプラドは285/70R17のBFグッドリッチ・オールテレーンタイヤを履き、さらにリフトアップもしていました。

その状態と比べれば、ランクル300の方が幾分軽快に感じます。

ただ、正直なところ、

「うわ、めちゃくちゃ速い!」

と興奮するような加速ではありません。

車重が約2.6tもあるので、走り出しはやはりそれなりに重量感があります。

ただし、これはディーゼルモデルの話。

ガソリンモデルであれば、また印象は大きく違うのかもしれません。

中間加速はプラドと全然違う

一方で、中間加速になると話は大きく変わります。

これは明らかにプラドとは違います。

アクセルを踏み込んだときの「余裕感」が全然違いますし、その後の伸びもランクル300の方が明らかに上です。

アクセルペダルを少し踏み込んであげれば、80km/hから100km/hまでは軽く加速していきます。

さらにそこから先も、まだまだ余裕のある加速をしてくれます。

僕は普段、高速道路を使って片道35kmほど通勤しています。

そのため、高速道路で100km/h巡航から120km/hへ加速する場面も多いのですが、このときの余裕感は、以前のプラドとはまったく違います。

感覚的には、

プラドでアクセルを「3」踏み込む必要がある場面でも、ランクル300なら「2」程度で済む。

そんなイメージです。

もちろん、プラドはリフトアップや大径のオールテレーンタイヤを装着していたため、完全に純正状態での比較ではありません。

それでも、ランクル300の中間加速に関しては、明らかに余裕があり、運転していて非常に気持ちがいいです。

ブレーキの効き

ブレーキについては、プラドよりもよく効くと感じます。

ただし、ランクル300の車重は約2.6t。

プラドの約2.2tと比べると、かなり重量があります。

そのため、急な減速が必要な場面ではしっかりと止まってくれる安心感がありますが、普段の運転ではなるべくブレーキに頼りすぎないようにしています。

特に下り坂や高速道路の減速では、ブレーキパッドの消耗も気になるため、僕はエンジンブレーキをよく使います。

これだけの重量がある車を止めるわけですから、ブレーキにはかなりの負担がかかっているはずです。

静粛性はさらに進化している

静粛性についても、プラドとの違いをかなり感じます。

正直、プラドに初めて乗ったときも、

「めちゃくちゃ静かだな」

と感動しました。

しかし、ランクル300はさらに静かです。

僕自身、車のロードノイズは嫌いではありません。

むしろ、ある程度のロードノイズが聞こえる方が「車を運転している感」があって好きなくらいです。

そんな僕でも、ランクル300の静粛性には驚きました。

高速道路を走っていても、聞こえてくるのは「シャーッ」というタイヤの音が耳に触れる程度。

プラドのときは、もう少しロードノイズが大きく感じられました。

ランクル300は、ドアのウインドウが二重になっていることなども静粛性に貢献しているのだと思います。

とにかく静かです。

そして、車内が静かだからこそ、オーディオの音がより際立ちます。

音楽を聴きながらの高速道路ドライブは、ランクル300の楽しみの一つだと思います。

高速道路での直進安定性

直進安定性についても、プラドとはかなり違います。

僕のプラドはリフトアップしていたこともあり、高速道路を走っていると、路面状況によってはハンドルが少しブレることがありました。

そのため、ある程度しっかりとハンドルを握って運転していた記憶があります。

一方で、ランクル300は高速道路での安定感がかなり高いです。

そっとハンドルに手を添えているだけでも、車がまっすぐ進んでいく感覚があります。

もちろん、運転中にハンドルから手を離していいという意味ではありません。

ただ、それほどまでに車体が安定しているということです。

車体が大きく、車重もあるからこその安定感なのかもしれません。

高速道路を長距離走る機会が多い僕にとって、この安定感はかなり大きな魅力です。

気になる燃費は?

そして、みなさんが気になるであろう燃費について。

僕は高速道路を使って通勤しているため、一般的な使い方と比べると燃費が伸びやすい環境だと思います。

現時点で、メーターに表示されている平均燃費は10.8km/L。

燃料満タンにして15キロほど走行した際の航続可能距離はメーター表示で、755km。

ランクル300の車重やボディサイズを考えると、個人的にはそこまで悪くない燃費だと感じています。

ちなみにプラドの時はカスタムしていたこともあり、燃費はメーター表示で10.2km/Lでしたので、それよりもいいですね笑

もちろん、実際の燃費は走り方や道路状況によって変わります。

ただ、プラドのタンク容量が87L。対しランクル300は80Lですので、航続可能距離は50kmほど下がりました。悲しい。。

今後は満タン法でも実際の燃費を計算してみる予定なので、メーター表示との違いも含めて、改めて紹介したいと思います。

今回は、5年間・約13万kmプラドを走ってきた僕から見た、ランクル300の走りについて紹介しました。

走り出しの加速感には少し重量感を感じる一方で、中間加速の余裕や高速道路での安定性、そして静粛性には大きな進化を感じます。

同じランドクルーザーシリーズでも、プラドとランクル300では、走りのキャラクターはかなり違います。

次回は、実際の燃費や長距離走行で感じたことなど、さらに詳しく紹介していきたいと思います。

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